あなたが出版できない根本的な理由…
「よい企画書を書けば出版できる!」
と、出版したい人界隈で定説のように囁かれておりますが、
半分くらいは正解で
半分くらいは俗説です。
実際、企画書を送っても送っても
出版できない人がたくさんいます。
原因は何か?
ひとことで言うと、
「あなたが書きたいこと」
と、
「編集者が書き手に対して求めていること」
との間にギャップが存在するからです。
編集者は日夜、
世間や読者が
何を求めているのかという点に
常にアンテナを張り続けています。
裏を返せば、
編集者のニーズに合致するような
企画を提示できれば、
そしてあなたが、
その企画の書き手としてふさわしい
経験やプロフィール、
知識や知恵や見識の持ち主であれば、
かなりの確率で出版は決まります。
にも関わらず一向に決まらないのは、
あなたが
「自分が書きたいこと」ばかりを主張
しているからなのです。
日ごろ、自身のクライアントに対して
「お客様の声に耳を傾けましょう」
と言っているマーケティングの専門家や、
「相手の立場に立って物事を考えましょう」
と言っているコミュニケーションの専門家、
「 彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
と言っている戦略の専門家でさえも、
なぜか自身の出版のことになると
伝えたいことばかりが先走り
自分を客観視することができず
ニーズのない企画を提案してしまうという
過ちを犯してしまいがちです。
では、編集者のニーズを知るにはどうしたらよいのか?
この点、
「出版したい」
という人たち(もちろんあなたも!)のための
情報自体は界隈に溢れかえっております。
ネットで検索するだけでも
企画書のテンプレートやその書き方のノウハウを始め、結構な量の情報を拾うことができます。
書店でも出版のためのノウハウや経験談をまとめた書籍に出会えます。
また、出版プロデューサーをはじめとする
「出版○○」という、
あなたの出版をサポートしてくれる肩書の人たちもたくさんいます。
さらには、
「著者」自体が、一昔前と比べて
ものすごく身近な存在になりました。
ネット上ならSNSでつながることは容易ですし、
リアルで接点を持つのであれば、
その人の講演やセミナー、出版記念パーティに参加する程度の行動力があれば名刺交換くらいはできます。
お近づきになった先輩著者たちから経験談を聞くことで出版への道筋を知るという方法もあります。
お近づきになれなくても
探せばブログに出版までのいきさつを
丁寧に書いている人もいます。
ですが、注意すべきことがひとつ。
出版したい人向けの
講座やコンテンツにしろ、
著者の経験談にしろ、
実際の経験に基づくという意味においては
1次情報といえますが、
残念ながら、
「編集者の頭の中」そのものという
いわば「超1次情報」ではないのです。
また、情報にはタイムラグがあります。
悪意はなくても
情報をアップデートせず、
数年前どころか、
下手すると10年以上前の
出版業界事情や自身の経験だけでもって
語られている情報は、
必ずしも、これから出版したい人にとって
役立つとは限りません。
今書店の棚を賑わせている、
「今年はこんなテーマや切り口の本が売れている」
というトレンドも
ずっと続くわけではありません。
何より編集者自身が日々アップデートしているのです。
今書店で平積みになっているラインナップは
編集者の頭の中とイコールではないのです。
入学試験や資格試験に例えると
わかりやすいかもしれません。
出版したい人向けサービス(プロデュース、講座など)は
試験における予備校にあたります。
著者の経験談は、合格者体験談「私が合格した方法」に該当します。
どちらもとても貴重ですし、
それを知ることをきっかけに行動を起こし
(当然ノウハウを知っているだけなく、
受験勉強に該当する努力は必要です)
出版に漕ぎつける人はもちろんいます。
ですが、それ以上に出版までたどり着かず
高額講座などに数百万円投じながらも断念・挫折する人もたくさんいます。
断念や挫折に至っては、
「編集者の頭の中」という超1次情報に
触れていないことも原因のひとつでしょう。
試験で例えるなら、
問題作成者=編集者
だからです。
予想のプロが時間とお金をかけて過去問を徹底的に分析しても
的中率は100%ではありません。
むしろ全問的中してしまったような場合は、
問題作成者から不正な問題漏洩が起きている状況です。
実は『出版DAF』という企画はそれです。
編集者の頭の中を、
あなたのために漏洩させます。
加工の入らない、
編集者のナマの声、
頭の中どころか心の中の本音までを
ライブでお伝えします。
なぜ、「漏洩」させるのか?
漏洩というよりは
開示と称したほうがふさわしいでしょうか。
超1次情報を開示することで、
著者・書き手になりたいあなたが書きたいことと
編集者が作りたいものとの間の
ギャップを埋めやすくなります。
なにより、
書き手と編集者は
本が書店に並ぶまで、
もっと言えば、
その本がベストセラーになるまで
タッグを組み伴走する協力関係にあります。
これは結構重要なことです。
著者にとって、
本を1冊世に出すことは、
自分のビジネスに活かすための
強力なトップ営業マンを手に入れ、
専門家としてのブランディングも強化できたというメリットを得たことになります。
あなたもきっと
「おかげさまで出版できました。ありがとうございます」
と編集者に感謝を述べることでしょう。
言うまでもなく感謝はとても大事なことです。
ですが、編集者は
書店に本が並んだだけでは
評価されません。
その本が「重版」「増刷」と言われる状態、
つまり一定以上の部数が売れ、
会社に利益をもたらすことによって
初めて評価されるのです。
あなたの本業と同様に、
出版社にとって本を出すことはビジネスです。
商業出版は、
出版社によるあなたへの投資です。
あなたの本に数百万円のコストをかけるのは
リターンを得るためでもあるのです。
よい本であっても
売れなければ経営は成り立ちません。
自身のクライアントには
「与えましょう」
「ギブの精神が大切です」
と述べるコンサルタントが、
なぜか自身の出版になると、
出版社から
「与えられる」
「ギブされる」
側で満足してしまい、
貴重なチャンスを与えてくれた出版社・編集者に対して
恩返しできてないパターンも見受けられます。
行動が伴わない
自称ブランド人はみっともないです。
そんな不義理をしないためにも、
もっともっと
編集者がどんな人なのか、
どんな本を世に送り出したいと思っているのかを
知ってほしいのです。
ですが、出版セミナーではありません
では、このイベントが
編集者を講師として招いた出版セミナーかといえばちょっと異なります。
ちょっとどころではないかもしれません。
まず、ノウハウの話は基本的にしません。
企画書の書き方、
プロフィールの書き方、
目次の書き方、
…等については、
前述のとおり、
ネットで検索するだけでもたくさんの情報に出会えます。
いわゆる出版セミナーも頻繁に開催されています。
ノウハウを学ぶ機会は他にもたくさんあります。
『出版DAF』では、
あくまで出演者=編集者ひとりひとりが
本音でもって
・編集という仕事に対する哲学
・世に送り出したい本
・どんな書き手と本作りをしたいか
・これから出版業界に起こるであろう変化
・著者が出版で後悔しないための心がまえ
等々について語ります。
いわば出版業界版「TED」。
「本音で」と強調しながら
建前で終わるコンテンツも少なくないですが、
このイベントの出演者には
お酒が入ってます。
参加者のあなたにもです。
(※飲めない方にはソフトドリンクをご用意しております)
会場自体、
セミナー仕様の貸会議室ではなく、
ステージも照明も音響も完備の
イベントスペースです。
普段は、地下アイドルのライブから
知識人のここだけトークまで、
様々なイベントが行われる非日常空間です。
繰り返し申し上げますが、
このイベントは、
ノウハウをお伝えする出版セミナーではありません。
誇張抜きに
滅多に聴くことができない
編集者の本音を
何人も連続して聴くことのできるライブです。
よくセミナー界隈では
「懇親会はお酒が入って
講師も本音が出るから懇親会こそ本番だ」
という旨のことが言われますが、
ならば建前のセミナーなどすっ飛ばして、
最初からお酒を入れて
本音をストレートにお伝えする方が
時間の無駄もありません。
そして貴重です
「今後この顔ぶれが一堂に会することはありません」
というフレーズは、
複数の講師が登壇するセミナーやイベントの常套句ですが、
このイベントにおきましても、
ただでさえ業務が多忙な編集者のスケジュールを
何名分も調整するのは、ぶっちゃけ至難の業でした。
誇張抜きにこの顔ぶれが一堂に会するだけでも
かなり貴重です。
また、自ら出版セミナーに登壇するような
一部の編集者を除けば、
基本的には裏方・黒子志向で表に出たがらず、
さらには、
人に読ませる文章を書くことは得意でも
人前で話すことを好まないのが編集者です。
スケジュールの都合はついても、
舞台に立つか否かで折り合いがつかず
招聘を断念した編集者もいるくらいです。
人前で話すことが本業ではない、
いわばアウェーの場に臨む出演者たちは、
うまく話せないかもという恐れやリスクもいとわず、一時の羞恥心など何するものぞと、
名乗りを上げてくれた人たちです。
志ある著者と一緒に
もっとよい本をたくさん送り出して
業界をもっとよくしたい、
いや、業界だけでなく、
世の中をよくしていきたいと、
真剣に熱く生きている人たちです。
そんな編集者たちの
本音の言葉のシャワーを
何時間も浴び続ければ、
出版はもちろん、
生きるためのエネルギーや
仕事に対するモチベーションさえも
増大することは必至です。
企画書の書き方やプロフィールの盛り方などより、もっともっと大切なことが見えてくるはずなのです。
だからこそ本当に貴重な機会なのです。
ここで、名乗りを上げてくれた
編集者たちを紹介します。
出演者(編集者)

- 大西 夏奈子(フリー編集者/ライター)

- 綿谷 翔 (フリー編集者/出版プロデューサー)

- 杉浦 博道(SBクリエイティブ)

- チームバイス:大森勇輝(ビジネス社)+山田聖子(日本実業出版社)+中尾淳(日本実業出版社)

- 荒川 三郎(ぱる出版)

- 岩崎 輝央(キノブックス)

- 小田 実紀(Clover出版)

- 小谷 俊介(実務教育出版)

- 澤 有一良(きずな出版)

- 渡辺 絵里奈(ブックライター・編集者)
また、本は著者がひとりで作るものではありません。
編集者との二人三脚だけでが完結するわけでもありません。
読者の手に渡るまでに実にたくさんの人たちが関わっています。
そして、発売されれば黙っていても売れることはありません。
著者自ら積極的に販売促進に参加すべきです。
今回の新趣向として、新進気鋭の書店員やライターなど、
編集者と共にこれからの出版業界を支えるプロフェッショナルたちも登壇し、
熱いトークを繰り広げます。
出演者(編集者以外)

- 肥沼 和之(ジャーナリスト/文壇バー経営)

- 上阪 徹 (ブックライター)

- 大杉 潤 (書店とコラボする著者)

- 高橋 一彰 (ビブリオバトル普及委員会)
開催日時
2019年7月21日(日)
13:30開演(13:00開場)
会場

新宿 レフカダ
〒160-0022
新宿区新宿5-12-4 リーレ新宿ビルB1
- JR「新宿」駅下車 東口から徒15分
-
東京地下鉄丸ノ内線
東京地下鉄副都心線
都営地下鉄新宿線
「新宿三丁目」駅下車 C7出口から徒歩5分 -
都営地下鉄大江戸線
東京地下鉄副都心線
「東新宿」駅下車 A1・A2出口から徒歩8分
料金
受付中!
事前のカード払い、または銀行振込
定価 10,800円

お申し込み時のお願いと注意事項
-
お申し込み後、即時に事務局よりお申込み確認メールが届きます。
届かない場合は、
・迷惑フォルダに届いている
・ご入力いただいたメールアドレスに誤入力がある
・プロバイダーやサーバーのエラーが起きている
といった理由が考えられますので、誠にお手数ですが事務局(info@school-superbreak.com)まで
お問い合わせください(例:DAFに申し込んだのですが確認メールが届きません) - 現在、携帯のドメインですと、確認メールが届かない状態が報告されています。
-
確認メールには
・カード決済画面のリンク先
・振込先口座番号
等が記載されております。
お手続きを速やかに進めていただけますようお願い申し上げます。
主催
超ブレイク塾 西澤一浩


★主催者ブログはこちら
★昨年開催『出版DAF2』レポート(大杉潤さんプログ)
↓ どんな雰囲気なのかかわかります ↓
■その1
■その2
乾杯から歓談の時間まで
同じ業界で楽しみと危機感を共有し、未来を発信していく。
編集者という土俵で、こんなに素敵な仲間ができた。想像すらしてなかった現実がここにある。
やっぱり出版業界は最高の遊び場だ。
やっぱり編集者は最強の職業だ!#出版DAF2 #LEFCADA pic.twitter.com/U0qzPvW18V— 編集者小谷俊介@カリスマ変集者 (@publishingboy) 2018年8月4日
★『DAF』(ドランクアカデミーフェス)開催実績/予定
■2019年
『DAF15』(3月2日) / 『DAF16』(6月8日)/ 『DAF17』(9月7日) / 『DAF18 』(12月7日)
『福岡公演』(8月10日)/ 『函館公演』(8月24日)
『出版DAF3』(7月21日)
■2018年
『DAF11』『DAF12』『DAF13』 『 DAF14 』
『出版DAF2』『福岡公演』『春日部公演』 『函館公演』
■2017年
『DAF10』『DAF9』『DAF8』『DAF7』
『出版DAF』『函館公演』
■2016年
『DAF6』『DAF5』『DAF4』『DAF3』
取材受付
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